講義「チェコ音楽の最新事情」開催
22.08.2013 / 03:25 | Aktualizováno: 31.01.2014 / 07:44
(This article expired 23.08.2014.)
「チェコ音楽の最新事情~ポップス、ジャズ、トラッドからシュゲイザーまで」が開催されました
2013年7月31日、駐日チェコ大使館とチェコセンター東京との共催で、東京の「芸術家の家スタジオ」において、「チェコ音楽の最新事情~ポップス、ジャズ、トラッドからシュゲイザーまで」が開催されました。
講義を行ったのは、大阪在住の音楽評論家、出版者でチェコ音楽の専門家でもある吉本秀純氏でした。吉本氏の講義は、昨年成功裏に行われた、現代音楽についての講義に続くもので、この講義は、日本ではほとんど知られていないチェコの現代音楽を日本に紹介する草分けとなるものでした。
三十人の聴衆を前にした講義と、それに続く質疑のなかで、吉本氏は、ジャズ、ロックからポップ調の民謡に至るまでのチェコ現代音楽事情の成り立ちを明らかにし、特に若い世代の音楽表現の幅広い多様性を強調しました。チェコ現代音楽のレベルの高さと大きな可能性について解説するとともに、様々なアーティストの音楽を具体的に示すことで、この色とりどりの音楽世界を日本の聴衆にとって身近なものにしました。
それに続く当夜のプログラムの中で、チェコと日本の音楽家の間の密な協力関係についても言及がなされました。
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