2015年12月3日から5日にかけて、チェコ共和国のマルチン・ストロプニツキー国防大臣が日本を訪れました。日本側のカウンターパートである中谷元防衛大臣との会談のほか、衆議院の北村誠吾安全保障委員長とも意見を交わしました。

防衛省で献花をするストロプニツキー大臣

大臣の来日に合わせて、東京都府中市のカトリック墓地において、チェコスロヴァキア軍団兵の墓碑の除幕式が盛大に執り行われました。この軍団兵たちは、第一次世界大戦終結直後の1919年、ロシアから祖国へ帰る途上で、日本で客死したのです。この行事のため、大臣の一行には、チェコ国防省の代表者だけでなく、下院国防委員会のメンバー、チェコスロヴァキア軍団協会の代表者や、軍事史の専門家も加わっていました。除幕式には、地元府中市の高野律雄市長や、防衛省の河野章防衛政策局次長も参列しました。

除幕式

今回の来日には、チェコの企業の代表者たちも同行し、日本の将来のビジネスパートナーと会談をしました。成功裏に終わった一行の来日日程の結びとして、大使館でドゥプ大使主催のカクテルパーティーが催されました。