親善大使
2019年10月29日に行われたチェコ・ナショナルデ―レセプションにて、日本チェコ交流100周年記念に際した友好大使3名が任命されました。
マルチン・トムチョ・チェコ大使より、桐渕絵理様、石岡史子様、小林研一郎様(代理出席)それぞれに、チェコ共和国と日本の名誉「友好大使」である旨が記された任命証が授与されました。
小林 研一郎
世界的に著名な指揮者である小林氏は、福島県いわき市出身であり、11歳で既に作曲を始めた。1974年にブダペスト国際指揮者コンクールにて第1位の座に輝く。ドイツ、オーストリア、イギリスおよびオランダにて指揮者として活躍し、東京都交響楽団正指揮者、京都市交響楽団などを歴任した。日本フィルハーモニー交響楽団首席指揮者(1988–1990年)、常任指揮者(1990–1994年, 1997–2004年)、主席客演指揮者(2004–2007年)を務めたことでも知られる。また、小林氏は定期的にチェコフィルハーモニー管弦楽団の指揮も行っている。
桐渕 絵理
アイスホッケー選手であり、ポジションはゴールテンダー。1998年長野冬季オリンピックでのアイスホッケーチェコ代表の優勝に影響を受け、アイスホッケー選手としての道を歩み始める。12歳の時にチェコ共和国へ移住し、クラドノを拠点にアイスホッケーに励む。高校卒業後にはアメリカ合衆国ミネソタ州のベイジ州立大学に進学し、アイスホッケーを続けた。さらに、カナダのトロントWorld Hockey CentreおよびオタワCarleton Lady Ravens でも活躍した。現在は自身の故郷である青森県八戸市八戸レッズにて活動している。また、桐渕氏は卓越したチェコ語話者でもある。
石岡史子
1998年に創立したNPO法人ホロコースト教育資料センター理事長。故ジョージ・ブレイディ氏と親交があったことで知られ、駐日チェコ共和国大使館でも上映された映画「ハンナのかばん」制作に寄与した功績がある。2017年3月には、ダニエル・ヘルマン前チェコ共和国文化大臣から石岡氏に、マラー・モラーフカの子供たちによる「よりよい世界のための天使- 子ども平和賞」が手渡された。
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