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Photo: Embassy of the Czech Republic in Tokyo
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震災10年を機に浪江町を訪問

2021年4月、マルチン・トムチョ駐日大使は、福島県選出の参議院議員で日本チェコ友好議員連盟の会員である増子輝彦議員とともに、十年前の東日本大震災とそれによって引き起こされた福島第一原発事故によって大きな損害を受けた福島県浪江町を訪れました。浪江町とチェコとは、震災の翌年の2012年に、浪江町の子供たちをチェコに招待したという縁があります。

4月19日に、トムチョ大使と増子議員とは、浪江町で吉田数博町長の出迎えを受けました。会談では、十年前の大地震と津波、それによって引き起こされた福島第一原発事故に話が及びました。チェコ共和国は震災の際、財政援助だけでなく、被災地の子供たちに保養滞在を申し出た国の一つでした。
(当時の記事はこちら

この保養滞在は、2011年10月に当時のカレル・シュヴァルツェンベルク外相兼第一副首相が来日した際、日本側にした約束に従って計画されたもので、2012年8月に浪江町の34名の生徒が教師同伴で訪チェコし、二週間の間、ジーチャニの保養施設で過ごし、様々なプログラムに参加しました。

今回の浪江訪問の際には、当時保安滞在に同行した粠田祐子先生も会談に加わり、この保養滞在が大変な状況の中にあった生徒たちに大きな支えとなったと当時を振り返りました。チェコ大使館では、この機会に、シュヴァルツェンベルク外相兼第一副首相と内堀雅雄副知事(現福島県知事)との会談の様子や生徒たちのチェコでの様子を捉えたフォトブックを用意しました。会談の後、一行は、折から浪江町に展示されている、チェコと日本の交流百年の歩みを辿ったバナー展示を閲覧しました。
(浪江町のバナー展示についてはこちら

チェコ大使は町内の大平山霊園にある慰霊碑に献花し、伝承館も訪れました。伝承館では、浪江町と同様に原発事故の直接的な被害を受け、現在もその影響を受けている双葉町の伊澤史朗町長とも会う機会を得ました。
また、チェコ大使は、新しく開設された浪江町の福島水素エネルギー研究フィールドおよび福島ロボットテストフィールドを視察しました。チェコはこれらの研究施設において、日本と協力できる素地を持っています。
訪問の翌日、大使は、原子力国際協力センター(JICC)の主導で、廃炉に向け準備中の福島第一原子力発電所を視察しました。

 

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