チェコスロヴァキア建国103周年を祝う
29.10.2021 / 07:08 | Aktualizováno: 29.10.2021 / 07:13
(This article expired 31.05.2023.)
2021年10月27日、駐日チェコ共和国大使は、日本の第一線で活躍する歴史学者と、カトリック府中墓地にあるチェコスロヴァキア軍団兵の記念碑を慰霊に訪れました。
103回目のチェコスロヴァキア建国記念日を翌日に控え、駐日チェコ大使館では、東京都府中市のカトリック府中墓地にあるチェコスロヴァキア軍団の記念碑に花束を捧げて、この重要な出来事に思いを致しました。今年も、収まり切っていないコロナ禍のために、大使館では、恒例となっているナショナルデーのレセプションを開くことが出来ませんでした。
記念碑の慰霊に参加したのは、駐日チェコ大使館のマルチン・トムチョ大使、先日チェコ外務省からGratias Agit賞を受賞した東京外国語大学講師のダニエラ立古氏、そして、いずれもチェコスロヴァキア戦間期の歴史に造詣の深い長與進・早稲田大学名誉教授、篠原琢・東京外国語大学教授、福田宏・成城大学准教授です。記念碑に名が刻まれているのは、1918年から1919年にかけて、船上や日本の病院で客死したチェコスロヴァキア軍団の兵士たちです。軍団兵たちは、シベリアで赤軍と闘って戦果を挙げた後、祖国へ戻る途上で日本で熱い歓迎を受け、治療を受けました。記念碑の設計者は、チェコ共和国戦史研究所のパヴェル・ホリー画伯です。
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