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展示会「チェコゲームの世界」でチェコのヒット作を紹介

2021年9月15日から10月1日にかけて展示会「チェコゲームの世界」が開催され、世界でもヒットしたチェコのゲームソフトを日本でご紹介します。Amanita Designの『Happy Game』を始め、Madfinger Gamesのモバイルゲーム、日本でも成功を収めたWarhorse Studiosの『Kingdom Come: Deliverance』まで数多くのゲーム作品を展示しています。この展示会は、チェコ共和国大使館、チェコセンター東京、チェコインベストの主催のもと、「日本におけるチェコ科学・教育・イノベーション年」の一環として開催されます。このプロジェクトはチェコ外務省の経済外交プロジェクト(PROPED)の支援を受けています。

チェコ発のPCゲームはチェコ国内だけでなく世界をも魅了し、チェコのゲーム産業は年々成長を続けています。ビジネスとしての成功だけでなく、ゲーム産業は文化やクリエイティブの分野にも深く関係しています。産業や分野を超えた結果生まれた高い付加価値のある製品は、外国においてチェコ共和国の良い評判を広げていくことに繋がっています。

チェコセンター東京で開催される展示会は今日から日本の皆さんに様々なジャンルや形態のゲームを紹介します。来場者は展示会場においてAmanita Designの『Machinarium』、『Samorost 3』、『Creaks』や、『Happy Game』(世界初公開)を実際にプレイすることができます。Charles Gamesからは、数々の賞を獲得した『Attentat 1942』と新作『Svoboda 1945: Liberation』を展示します。こちらのゲームでは、実際に起きたチェコ現代史の出来事を興味深い手法で追体験できる歴史アドベンチャーゲームとなっています。モバイルゲームのジャンルにおいてはMadfinger Gamesから三部作シリーズの『ShadowGun Legends』や、『Dead Trigger 2』、そしてVR専用の『Monzo VR』が出展しています。インディーズからはCBE SoftwareとGoldKnightsが出展します。CBE Softowareからは、モラヴィアの森を舞台にした大ヒットホラー・アドベンチャーの『Someday You’ll Return』が、GoldKnightsからは、オリジナリティの高いヴィジュアルが魅力のアクションRPG『The Last Oricru』が展示されます。Warhorse StudiosのRPGゲーム『Kingdom Come: Deliverance』ももちろん会場でご覧いただけます。中世を舞台にした歴史ゲームはDMM GAMESの配給で日本語版がリリースされ、日本でも人気を博しました。日本語版発売に際しては、チェコ共和国大使館で完成発表会が開催されました。

ご紹介したタイトルのゲームはチェコセンター東京の展示室において、会場に設置されたパソコンから実際にプレイすることが可能です。展示会場ではゲームだけでなく、コンセプトアート、イラスト、コレクターズエディションや関連製品などが合わせて展示されています。また、ゲームライターのパヴェル・ドブロフスキー(Pavel Dobrovský)氏は展示会に解説を寄せてくださっただけでなく、1985年から現代に至るまでのチェコゲーム界の変遷がわかる動画をまとめてくださいました。『Kingdome Come: Deliverance』、『Someday You’ll Return』『Samorost 2&3』、『Machinarium』、『Creaks』、『Pilgrims』、『Chuchel』、そして『Botanicula』のサウンドトラックも会場でお楽しみいただけます。

また、展示会と関連し、9月30日(木)~10月3日(日)の期間、東京ゲームショウ 2021 オンラインが開催されます。チェコからはMadfinger Games、Amanita Design、CBE Software、GoldKnightsの4社が参加し、ウェブサイトでの紹介やゲーム作品の体験版を通してプレゼンテーションを行なう予定です。

RCVI

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Czech Game Show