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Photo: © METI
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水素閣僚会議にスィーケラ産業貿易大臣が参加

2022年9月26日に経済産業省、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)主催の水素閣僚会議が開催れました。チェコ共和国からはヨゼフ・スィーケラ産業貿易大臣がビデオメッセージを寄せ参加しました。

水素閣僚会議は2018年から日本で開催されており、水素の活用、水素社会の構築、水素分野の国際協力の推進を掲げています。日本は水素の研究、実用化において最も進んでいる国の一つです。5回目の開催となる今年の水素閣僚会議でも、日本が、国際的な文脈においても、水素技術の発展にとりわけ関心を寄せていることが分かりました。

ビデオメッセージにおいて、スィーケラ大臣はチェコ共和国の水素戦略の目標である、二酸化炭素の排出削減と経済成長への支援を紹介しました。ロシアのウクライナへの侵攻により、ロシア産化石燃料の依存脱却という新たな目標が増えました。さらに、チェコ共和国が水素戦略を承認してから行った技術の進展についてや、低炭素水素の製造、その生産のための再生可能エネルギーが十分にある国からの水素の輸入といった将来に向けた優先事項について伝えました。

政府間の議論の他に、会期中はエネルギー・テクノロジー関連企業の代表者による産業界の発表もありました。

終わりに、水素技術の実用化に向けた進展、更なる投資、脱炭素に向けた水素製造の拡大、エネルギー安全保障などの必要性が強調され閉幕となりました。代表者たちは技術協力とルールの協調、規格化の重要性を認識しました。