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Photo: ZÚ Tokio
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「水素戦略に関するラウンドテーブル:チェコ-EU-日本のシナジーを探る」を開催しました

水素ミッションの来日およびEU理事会議長国在任に際し、2022年9月1日に駐日チェコ共和国大使館において「水素戦略に関するラウンドテーブル:チェコ-EU-日本のシナジーを探る」を開催しました。本イベントには来日しているチェコの水素関連企業の代表者、EU加盟国の代表者、日本国外務省、日本の水素関連企業や大学機関の代表者が参加しました。

冒頭に駐日チェコ共和国臨時代理大使のヴラジミーラ・ヒルシュ公使、駐日EU臨時代理大使ハイツェ・ジーメルス公使が挨拶を行いました。ヒルシュ公使は12年前のチェコ共和国議長国就任についてだけでなく、EUのウクライナに侵攻しているロシアへの制裁第7弾の評価の高さや全EU一丸となりLNG消費を減らすことについても触れました。議長国就任中の5つの優先事項としてエネルギー安全保障が挙げられること、ロシアのウクライナ侵攻によってエネルギー危機が悪化していることを強調しました。

パネルディスカッションにおいてはBloombergNEF よりマルチン・テングレル氏がモデレーターを務め、チェコ共和国、欧州連合、日本のそれぞれの水素への取り組みについて各パネリストが発表しました。パネリストとしてチェコ共和国産業貿易省よりペトル・メルヴァルト水素特使、駐日欧州連合代表部、一般財団法人 日欧産業協力センターよりEU側専務理事フィリップ ド・タクシー・デュ・ポエット氏、資源エネルギー庁 省エネルギー・新エネルギー部 新エネルギーシステム課 水素・燃料電池戦略室 課長補佐 吉田 尋紀氏、国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)ストラテジーアーキテクト大平 英二 氏をお迎えしました。

活発な議論が行われ、ヨーロッパと日本は同じような課題を共有し、モビリティにおいて水素活用に大きな可能性を見出していることがうかがえました。パネリストはテクノロジーの発展を加速させるには国際協力が重要であることを確認しました。ディスカッション後はネットワーキングレセプションが行われ、60人を超えるゲストが交流しました。

当日のプレゼンテーション資料はこちらからご確認いただけます。

Czech Hydrogen strategy (PDF, 986 KB)

Japan’s hydrogen policy METI (PDF, 662 KB)

 

ギャラリー


The Czech EU Presidency Roundtable