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Photo: IL
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3年ぶり、国際展示会FOODEX JAPANへのチェコ共和国正式出展

2023年37日から10日にかけ、日本最大級の展示場で第48FOODEX JAPANが開催されました。今年は従来の幕張メッセから東京国際展示場(東京ビッグサイト)に会場を移し、8ホールを使用して世界各国から2,562社が出展しました。チェコ共和国は、パンデミックの影響により実に3年ぶりとなる、ナショナル・パビリオンという形で再び出展を果たしました。

FOODEX JAPANは、世界でも最重要の食品展示会に数えられており、食品関連の展示会としては東・東南アジア地域で最大規模を誇ります。チェコ共和国農業省による公式出展という形で、面積135㎡のチェコパビリオンに今年は14社の食品メーカーが出展しました。世界60ヵ国・地域から3,000以上のブースが出展した本展示会で、出展社らは食品、飲料、食品技術分野の自社商品を専門家らに紹介しました。4日間にわたった展示会には計73,789人の来場者があり、日本が外国からの出展者・来場者に対し国境を閉ざした昨年に比べて2.5倍の増加数となりました。

本展示会に合わせてチェコ農業省代表団も来日し、代表団トップのイジー・シール EU・対外関係局長はチェコ共和国を代表して展示会のオープニングセレモニーに出席しました。シール局長はトムチョ駐日チェコ大使とともにEUパビリオンのオープニングにも立ち会い、両名はまた、日本市場への参入や日本市場でのプレゼンスについて、チェコの出展企業との意見交換をチェコパビリオンにて行いました。展示会最終日にはチェコ大使館のイレナ・レオポルドヴァー農務担当官がチェコのアルコール飲料をテーマにセミナーを行い、チェコの飲料産業を紹介しながらチェコで造られるビール・ワイン・フルーツスピリッツの品質と水準の高さを強調しました。セミナーの最後には、チェコパビリオンで出展中の商品を用いた試飲の時間も設けられました。

食品展示会FOODEX JAPAN 2023へのチェコ共和国の正式出展は実に3年ぶりとなり、その展示規模もパンデミック前のレベルに戻りました。多数のチェコ企業の参加は日本市場に対する関心の継続を証明しています。日本の輸入業者、バイヤー、卸売・小売チェーンの経営者、HORECA分野、また韓国・オーストラリア・台湾・シンガポールといった他国からの多数のバイヤーとも直接に接触できる機会として、とりわけチェコ企業は本展示会を高く評価しています。

Foodex 23

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