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チェコ共和国、国際ナノテクノロジー展 nano tech 2015にて最新技術を披露

東京ビッグサイトで開催されたnano tech 2015にて、リベレツ工科大学が最先端の小口径人工血管向けナノファイバーを展示

世界最大の国際ナノテクノロジー展 nano tech 2015 が東京ビッグサイトにて開催されました。「ナノテクノロジーの実用化と環境保護への適用」がテーマであった今年の展示会には、50,000人に及ぶ業界関 係者が来場。昨年に引き続き、駐日チェコ共和国大使館・チェコトレード・チェコインベスト東京オフィスの協力の下、リベレツ大学・エルマルコ・ SVCS・SVCS Process Innovationといったチェコ企業がパビリオン出展し、最新ナノテクノロジーを披露しました。

「今回のナノテクノロジー展では、研究面でのパートナーは勿論のこと、既に確立した技術を商業化するためのパートナーを重点的に探した。これまでも、過去数年間の本展示会を通じて信州大学との協力関係を構築してきた」とリベレツ工科大学・繊維工学部長のヤナ・ドラシャロヴァー氏は述べています。

数年に渡り本展示会に出展しているリベレツ大学・繊維工学部は、工業用繊維クラスターCLUTEX(クルテックス)を代表し、最新研究結果を初披 露しました。再生医療の分野では、世界的にも珍しい小口径人工血管の製造を可能とするナノファイバー構造をはじめとし、人工骨・膝関節軟骨・ヘルニアメッ シュ・創傷被覆のためのナノファイバー構造を展示。また、機能性スポーツウェア向けナノファイバー膜や、生物学的水処理向けナノファイバーといった、様々 な分野に応用可能なナノテクノロジーも公開しました。

チェコ共和国は、2011年から継続してnano techにナショナルパビリオンを出展しています。