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Photo: © Kyushu Electric Power Co. Inc.
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九州の玄海原子力発電所を視察

経済産業省および原子力国際協力センター(JICC)からの提案を受け、2020年1月16日、駐日チェコ共和国大使館から3名の代表者が九州佐賀県に位置する玄海原子力発電を視察しました。今回の視察の主な目的は、2011年に起きた福島第一原子力発電所事故の後も稼働を続ける数少ない原子力発電所の状況に触れ、事故後により強化された安全面での対策について知ることです。

佐賀県に位置する玄海原子力発電所は、現在日本で稼働している数少ない原子力発電所の内の一つです。
玄海原子力発電所に備えられた加圧水型軽水炉(PWR)という型式の2機の原子炉は、総出力236万kwを誇り、九州での重要な電力供給源となっています。

2011年3月に起きた福島第一原子力発電所事故の結果、日本では予防措置として48の原子炉が停止を余儀なくされ、非常に厳しい安全基準が導入されました。この新たな基準に則り、玄海原子力発電所では2013年に基準の順守が確認され、4機の内2機が2018年に再稼働を開始しました。玄海原子力発電所では、運転に当たっての安全性と、特に地震や台風、津波などの自然災害によって起こりうる事故への予防措置に対して最大限の注意が払われており、何重もの安全対策がとられています。また、玄海原子力発電所が全国でも地殻活動の少ない地域に位置していることも安全性を高めています。

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JE Genkai