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Photo: © MZV ČR / MFA CZ
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リパフスキー外務大臣が2025年大阪万博のチェコの提案を発表

ヤン・リパフスキーチェコ共和国外務大臣は6月末に閣議決定された大阪万博2025に向けたチェコパビリオン出展の提案を発表しました。チェコ共和国は科学技術、研究分野におけるチェコの才能、クリエイティビティ、功績などを大阪で紹介する予定です。それに加え、サステナビリティのテーマや旅行先としてのチェコ共和国も展示予定です。リパフスキー大臣は824日付で新たに大阪万博2025の政府代表に就任したオンドジェイ・ソシュカ氏も紹介しました。

リパフスキー外務大臣は発表の場で、こう語りました。「2025年に万博は55年ぶりに日本の大阪に帰ってきます。チェコ共和国が参加することをとてもうれしく思います。この2025年の万博を、チェコ共和国とその文化のショーケースとしての他、チェコ企業、学術機関をご紹介する重要な場としたいと思います。」

リパフスキー外務大臣は、2025年大阪万博へのチェコ共和国の参加は1970年に開催された大阪万博におけるチェコスロヴァキア共和国の成功と結びつくだろうと考えています。1970年には1100万人がナショナルパビリオンを訪れました。開催までの3年間で、クロス・ラミネーティッド・ティンバー技術を用いて、クリエイティブな建築コンセプトとサステナビリティの要素を組み合わせたオリジナルのパビリオンを計画しています。

オンドジェイ・ソシュカ氏は7省庁、企業の代表者、公共セクターなど様々な候補者の中から政府代表に選出されました。政府はオンドジェイ・ソシュカ氏の大阪万博2025の委員長就任を8月24日に発表しました。オンドジェイ・ソシュカ氏はチェコパビリオンの作者として既に今年の4月に選出されていました。ソシュカ氏はチェコ国内だけでなく、過去に英国や米国、中近東で活動した経験があります。 国際チームを率いたり、国際的な企業やスタートアップ、公共機関でも勤務していました。企業の戦略策定、国際貿易、マーケティングを専門としています。

3年後に大阪でお見せするチェコの重要な分野をご紹介する一方で、ソシュカ氏は万博におけるチェコのスローガン「人生のための才能とクリエイティビティ」をお披露目しました。人生100年時代を乗り越えるためには人間の特性が助けとなり、それは持続的な向上の原動力となるからです。このスローガンは大阪万博2025のモットーである「いのち輝く未来社会のデザイン」にも通じています。

ソシュカ氏によれば、このナショナルパビリオンは日本人がよく知り、称賛するチェコのもの―ボヘミアガラスからクラシック音楽まで―に基づき、よい印象を与えるべきだとしています。チェコは再び大阪の地で多くの来場者を魅了する機会を得られるでしょう。パビリオンの中では主催者たちはチェコのイノベーション、ナノテクノロジー、将来性のあるスタートアップ、各地域の才能を展示します。目標はチェコパビリオンを後にした来場者に明るい感情を引き起こすような強いストーリーを作り出すことです。