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ウクライナ東部のいわゆる人民共和国の独立承認に関するチェコ共和国外務省の声明

チェコ共和国外務省は、いわゆるドネツク人民共和国及びルハンスク人民共和国の独立を承認したロシア連邦の決定を強く非難します。

この決定は、国連憲章、ミンスク合意並びに1994年のブダペスト覚書の明白な違反であります。2014年のクリミアの不法占拠及び併合に続き、これは、ロシア連邦が長きにわたりウクライナの領土一体性と主権に関する国際法の基本原則と自らの義務を踏みにじってきた次なるステップです。

いわゆる人民共和国の独立を認めることは、すでに緊張状態にある状況をさらにエスカレートさせ、ヨーロッパ全体の安全保障を脅かすものです。チェコ共和国は、NATOおよびEUの同盟国とともに、ウクライナに対する侵略を回避し、平和を維持するための国際的な外交努力を支持します。チェコ共和国は同盟国と結束し対応します。我々は、国際的に認められた国境内におけるウクライナの領土一体性と主権に対する、我々の長年にわたる原則的な支持を再確認します。

我々は、大陸全体の安全保障のために、ロシア連邦に対し、この措置を再考し交渉のテーブルに戻るよう求めます。