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Photo: ZÚ Tokio
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グレゴール・ヨハン・メンデル生誕200周年に寄せて

チェコ共和国大使館は、偉大な自然科学者であり遺伝の祖と呼ばれるグレゴール・ヨハン・メンデルの生誕200周年の今年、日本のパートナーおよびチェコセンター東京と共に関連イベントを計画しました。メンデルは、日本では特に専門家の間で知られています。

東京大学を中心とし、長年に渡り日本メンデル協会が活動を行ってきました。日本メンデル協会は今夏、長野県下諏訪町の諏訪湖博物館にて特別展「メンデル生誕200年」を開催し、オープニングではマルチン・トムチョ大使から会長の河野重行氏に寄せた挨拶文が読み上げられました。挨拶文では、協会が38年存在していること、チェコの科学者と結びついた活動を続けていることを重要に思う旨が記されていました。

9月13日にはチェコ共和国大使館において、チェコセンター東京との協力でブルノ・マサリク大学のイジー・ファイクス教授を招き、メンデル生誕200周年記念講演会「グレゴール・ヨハン・メンデル~いつかわかってもらえる」を開催しました。メンデルと日本の興味深い関係は、メンデルのブドウを救ったのは日本人だということです。1910年メンデルの像を制作するために日本人研究者たちも募金をしました。3年後ブルノを三好学教授が訪れた際に、 実験に用いた葡萄の分株がシベリア鉄道経由で日本に持ち帰られました。東京大学の小石川植物園に植えられ、今日まで残っています。ブルノにあるブドウが枯れた際には、日本のメンデルブドウを里帰りさせ、何十年もの時を経てブルノにも分株が戻りました。その他、講演会の前にはメンデルのえんどう豆に関する短いアニメを上映しました。

9月には470もの作品が集まった特別展記念「エッセイコンテスト」の受賞者が発表され、日本でもメンデルや彼の科学的発見、遺伝学などに多くの関心が寄せられていることが分かりました。特別賞(チェコ大使館賞)として大使館より3名の方に大使の署名入りの賞状と記念品をお贈りしました。