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Photo: @ ZÚ Tokio
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チェコのレーザー技術が日本で紹介

2023年4月17日、ELI Beamlinesレーザーセンターは、レーザー技術分野における日本の潜在的なパートナーとの共同研究開発の機会を探るため、横浜でワークショップを開催しました。専門家会議は、チェコ共和国大使館の代表の挨拶で開会され、特に、経済・研究協力も含むチェコと日本の20年にわたる戦略的パートナーシップや、TAČRとNEDOの共同出資によるチェコのレーザーセンターHILASEと日本企業ギガフォトンのレーザープロジェクトが最近成功を収めたことを挨拶の中で振り返りました。

国際レーザー研究センターELI Beamlinesは、チェコ共和国における重要な汎欧州研究インフラストラクチャ(Extreme Light Infrastructure - ELI ERIC)の一つを代表しています。横浜で開催されるOPIC(Optics and Photonics)2023国際会議に際し、高出力レーザー研究の日本のリーダーと「高出力レーザー科学技術におけるコラボレーションに関する日本-ELIワークショップ」を共催し、レーザー科学技術に関する欧州と日本の学界および産業界のコラボレーションをさらに拡大・合理化する方法を模索しました。フォトニクスやレーザーの研究・技術革新において、日本がより緊密かつ効果的に関与するための機会となっています。

会議の冒頭、チェコ大使館の経済外交官であるオンドジェイ・スヴォボダは、この分野での協力に関するチェコの立場と展望を述べ、チェコと日本の関係、特に今年はチェコと日本の戦略的パートナーシップ20周年という大きな背景を踏まえた上で、この分野の協力について説明しました。また、チェコのレーザーセンターHILASEと日本企業ギガフォトンのレーザー技術におけるチェコと日本の協力が成功していることは、それに続く良い例であり、チェコのユニークなレーザーインフラは、日本の科学・産業の魅力あるパートナーにオープンであることを紹介しました。この会議には、日本の文部科学省、日本の主要なレーザー科学関係者、主要なレーザー研究機関の代表者も出席しています。