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Photo: ©Velvyslanectví České republiky v Tokiu
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NEDOの代表者が大使館を訪問

国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の石塚博昭理事長と表尚志理事が、マルチン・トムチョ大使の招きで2019年7月22日に大使館を訪れて会談しました。会談のテーマは、応用科学と技術分野での両国の協力と、チェコ技術庁(TACR)とNEDOとの間で交わされている情報交換覚書についてでした。

石塚理事長と表理事は、2019年6月25日にプラハで行われた「テクノロジー・パートナー会議」において、チェコ技術庁との間で改定基本協定書を交換したことに言及しました。この改定基本協定書は、向こう三年間の両機関の協力関係を約束したものです。チェコ共和国は、イスラエル・フランス・ドイツ・スペインに次いで、新エネルギー・スマートコミュニティ・ロボット・AI・ナノテクノロジー等の分野で、NEDOが国際研究開発協力事業を提携する5番目の国となりました。

NEDOはチェコ技術庁との間で2016年6月に情報交換に関する基本協定書を締結しましたが、プロジェクトの実施は主に資金的な理由で前進していませんでした。NEDOの方々の努力と、駐日チェコ大使館およびチェコ技術庁の協力が功を奏し、プロジェクト募集を開始する際の障害が取り除かれました。

会談の中でトムチョ大使は両国関係者の努力を評価し、チェコ政府の国家戦略「チェコ共和国-未来への国」やNEDOのこれからの計画、科学技術分野におけるチェコと日本の学者間協力の可能性等について石塚理事長および表理事と話し合い、プロジェクトが成功裏に実現していくことに期待をかけました。
 

トムチョ大使と石塚理事長

トムチョ大使と石塚理事長