チェコと日本のコファンド事業 イノベーション促進の一助に
07.06.2021 / 03:29 | Aktualizováno: 07.06.2021 / 04:11
国立研究開発法人新エネルギー産業技術総合開発機構(NEDO)とチェコ技術庁(TAČR)との間で2016年6月に情報交換に関する基本協定書を締結し、2019年6月には基本協定書を改定し、「国際研究開発/コファンド事業」の公募と実施をスコープとして追加しました。
両国は科学技術の分野でこれまで協力関係を維持しており、この度NEDOの発行するアニュアルレポートに、コファンド事業の成功事例としてチェコと日本の共同事業が紹介されました。
アニュアルレポートより 進捗と今後の目標(一部抜粋)
日本のギガフォトン(株)が波長制御半導体レーザと深紫外への波長変換部を担当し、国内には有力メーカーのないレーザ結晶による光増幅技術をチェコのCRYTUR/HiLASEが担当する体制で、共同開発を進めました。本事業で確立したシードレーザを用いて、狭帯域・高出力ハイブリッドKrFエキシマレーザの開発を進めます。2024年までに量産に入り、2025年にはKrF露光装置の世界市場の70%、2027年には100%のシェア獲得を見込んでいます。
2020年度 NEDO活動報告書 アニュアルレポートはこちらからご覧いただけます。
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