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日本におけるチェコ科学・教育・イノベーション年

(This article expired 21.03.2021.)

チェコ共和国大使館は2021年を「チェコ科学・教育・イノベーション年」とし、科学、教育、イノベーション分野に焦点を当て、チェコの技術を紹介したり、チェコと日本の交流・協力関係を強化していきます。これは2019年から始まったチェコ政府のイノベーション戦略2019-2030に基づいており、「未来に向けた国家(Country For The Future)」のトレードマークにも関連しています。    

チェコ科学・教育・イノベーション年ロゴ

イノベーション分野における新戦略と強化は研究開発への投資の増加にも現れています。2020年にはGDPの2%をなし、2025年には2.5%に、2030年には3%まで引き上げる予定です。これはほかの途上国の多くと比べても高い比率です。ここ数年では研究・技術インフラに対する投資が多くなされ、世界中から研究者が集まる魅力的な環境となっています。最近発表されたグローバル・イノベーション・インデックス2020年度版ではそのよい証明となっています。チェコ共和国は131か国中24位にランクインし、優れた25か国のグループに入りました。

「チェコ科学・教育・イノベーション年」は、チェコ共和国が最先端の技術を持っており、中小企業がこの分野で活躍できる基盤のある国であることを知っていただくことを目的としています。チェコはデジタルトランスフォーメーションがこれから経済発展を担っていくと認識しています。

マルチン・トムチョ チェコ共和国大使は、COVID-19のような世界が直面する困難を鑑みても、科学分野における二国間の協力・提携を支援することは外交における優先事項の一つであると考えています。
「研究・イノベーション分野における国際協力は、このような時代がもたらす喫緊の課題を解決するのに不可欠です。日本は先端技術を持つ国の一つで、よきパートナーであることも自然の流れだと考えております。既に進んでいるプロジェクトやこれから共に取り組むこと、学術交流などからもわかるように科学技術面での提携は成功しています。このチェコ科学・教育・イノベーション年がこの絆をさらに強め、チェコという国が、技術分野で発達した革新的な国であることを日本の皆様に知っていただける機会となることを祈っています。」

2021年はチェコ共和国大使館を始め、国の機関であるCzechInvest(ビジネス・投資開発庁)/CzechTrade(チェコトレード)、チェコセンター東京と共にビジネス、科学、教育、文化のそれぞれの分野のイベントを支援していく予定です。

・チェコイノベーションデー

・イノベーションリーダーズサミット

・チェコ高等教育機関訪日ミッション

・AIテクノロジー訪日ミッション

・研究プロジェクト「V4+日本」

・東京ゲームショウ、及びチェコゲームショウ in 東京

・先進製造技術 投資セミナー

・カレル・チャペック シンポジウム ~ソーシャルロボティクスとAI倫理~