プラハ動物園から千葉市への贈り物 – 3頭のオスのチーターが来日
28.07.2020 / 06:54 | Aktualizováno: 28.07.2020 / 09:44
7月21日、熊谷俊人千葉市長、チェコ大使館そしてノルウェー大使館の代表者同席のもと、千葉市動物公園に、チーターのために考案されたゆとりあるチーターランコースが新しくオープンされると同時に、ヨーロッパから迎えた新しい住人7頭のチーターが公開されました。
現在、野生で生息するのは7000頭あまりと言われるチーターですが、日本はこれらの絶滅危惧種動物の繁殖に積極的に取り組んでいます。今日、日本では90頭以上のチーターの個体を繁殖していますが、長期的に新しい血統が不足しているため、悪影響が出始めています。そこで今回新しい血統の補充を決定。千葉市動物公園は、ヨーロッパ動物園水族館協会(EAZA)を通じて、チェコ共和国、ノルウェー、フランスで適切な候補を見つけることができただけでなく、7頭の若いチーターの無償での寄贈を受けることに合意し、6月14日、ヨーロッパのチーターたちの日本への到着が実現しました。
2歳の3頭のオスのチーターは兄弟で、プラハ動物園からやって来ました。ノルウェーとフランスは、それぞれ2頭のメスを提供しています。 北欧のチーターはすでに4歳で、繁殖に理想的な年齢ですが、フランスのチーターは2歳で、チェコのオスと同様に思春期のチーターとして成長過程にあります。千葉市動物公園の飼育員の方のお話では、チーター社会は母系社会であり、女性は常に序列を作り、比較的不寛容です。 このため、動物公園では、普段はオスはメスから引き離され、メス同士も別々です。 チーター社会で、相手を選ぶのは常に女性であり、逆はありません。 チーター同士のお見合いのプロセスはデリケートで、飼育員をしばしば悩ませます。
千葉市動物公園でのチーター展示場のオープン記念式典には、市政の代表の参加だけでなく、関心を寄せる多くの日本のメディアや一般の方々の参加がありました。この美しい猛獣をひと目見ようと長い列をなす人々は、すぐにチーターランコースの柵を取り囲み、ゆっくりゆっくりと前進しました。3つのヨーロッパの動物園の共同寄贈へのプラハ動物園の参加は、素晴らしい功績をもたらすとともに、日本のみなさまへの疑いのない平和的なわが国のPRとなったことは間違いないでしょう。
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