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被災地の中学生たち、チェコを訪問

(This article expired 28.03.2013.)

チェコ大使館は、東日本大震災の被災地の中学生たちがチェコを訪問するプロジェクトに参画しました


駐日チェコ共和国大使館は、昨年の東日本大震災で大きな被害を受けた、岩手県陸前高田市および大船渡市出身の26人の中学生たちが3月21日から28日にチェコを訪問したプロジェクトに、積極的に協力をいたしました。

チェコ出発の前日にあたる3月20日の夕方、中学生たちは、引率の先生に付き添われ、このプロジェクトの実現に大きな寄与をされた日本チェコ友好協会や町田サルビアロータリークラブのメンバーが見守る中、大使館を訪問しました。1週間の訪チェコの最初のプログラムです。まず始めに、チェコセンター所長と領事の案内で大使館内を見て回り、その後、チェコアニメを鑑賞しました。最後に大広間においてフィアルコヴァー大使の主催で行われたレセプションパーティに出席し、生まれて初めてチェコ料理を賞味しました。レセプションには、大船渡市長をはじめとする被災地自治体や教育委員会の代表者の方々、日本チェコ友好協会のメンバー、外交官、後援者、新聞記者たちが参加しました。

 

プロジェクトの概要:

在プラハのチェコ・日本友好協会は、多くの方面からの協力を得て、昨年の大震災でもっとも被害を受けた地域の一つである岩手県陸前高田市と大船渡市の子供たちを、3月21日から28日までの予定でチェコに招聘するプロジェクトを企画しました。

中学生たちは、プラハ、カルロヴィ・ヴァリ、プルゼニュなどの町を訪れ、陸前高田のためにボランティアで寄付活動をしたパネンスキー・ティーネツの学校を訪れました。その他、日本大使との夕食会や、モーゼルのガラス工場、プルゼニュにあるパナソニックの工場への見学も実施されました。東京オリンピック金メダリストのチャースラフスカー氏とのスポーツイベントやアトリエでの体験も経験し、週末にはチェコの一般家庭にホームステイをしました。

このプロジェクトは、チェコ・日本友好協会が行なった募金活動(約150万コルナが集まりました)と、スポンサーの財政的援助のおかげで実現しました。チェコのカレル・シュヴァルツェンベルク外相もこのプロジェクトを後援しました。

日本の協力機関では、日チェコ友好協会、岩手県教育委員会、大韓航空、ホテル日航成田、町田市サルビアロータリークラブ等で、駐日チェコ大使館、チェコセンター、チェコツーリズム、日本国外務省がこれを後援しました。