チェコ共和国パビリオンには、エルマルコ社、クルテックス社、SVCS社、テクノロジーセンターASCR、チェコトレードの５団体が参加し、３日間に渡り各社が培ってきたナノテクノロジーを広くアピールし好評を博しました。中でもエルマルコ社は、厚く均一なナノファイバー層を作製できる量産型ナノファイバー製造装置を紹介し、ノズルを使わない新機構で高生産性・高品質を実現し、世界的に高い評価を得ている点が認められ、チェコ共和国パビリオンの特別賞受賞に多大な貢献をしました。表彰式ではカテリーナ・フィアルコヴァー駐日大使とならび、エルマルコ株式会社の野本一夫社長が登壇して記念の楯を受け取り、受賞の喜びを分かち合いました。

今年、第１３回を迎えた国際ナノテクノロジー総合展はナノテクノロジーに関する世界最大の展示会であり、地球温暖化や生物多様性保持など環境・エネルギー問題、また、高齢化社会の中で必要とされる、医療分野の他、食品や化粧品分野など応用分野の拡大を続け、様々な重要課題解決のキーとして注目されています。チェコ共和国は国内の高い技術力を集約し、2011年からナショナルパビリオンを出展しています。

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http://www.nanotechexpo.jp/main/report.html