チェコと日本の文学翻訳についてのシンポジウムが東京で開催
08.10.2013 / 08:17 | Aktualizováno: 31.01.2014 / 07:57
(This article expired 09.10.2014.)
シンポジウム「世界文学における“チェコ”と“日本”―翻訳者の視点から―」
2013年9月26日、立教大学において、シンポジウム「世界文学における"チェコ"と"日本"―翻訳者の視点から―」が行われました。
このイベントの主な目的は、チェコと日本の文学作品の翻訳について、その道の専門家が、自身の体験を基にした意見を交換することにありました。さらなる目的は、言語・文学の専門家、学者、学生、そしてチェコに関心のある日本の方々の間に、翻訳に対する関心を広げることとともに、チェコ文学の喧伝をすることにありました。
講演を交えた当プログラムにご登壇いただいたのは、チェコの著名な日本学者で村上春樹の翻訳を多く手がけているトマーシュ・ユルコヴィチ氏、チェコの専門家である立教大学の阿部賢一准教授、そして世界の文学に詳しい沼野充義・東京大学大学院教授で、専門家のみならず一般の方々にも興味深いお話をしていただきました。
シンポジウムは、当初の目的を達成したといえるでしょう。登壇された先生方の博識と洞察力は賞賛に値するもので、少なからぬ来場者は、後に続いた質疑応答や講演者との会話においても、そのことを再認識しました。
約2時間にわたるシンポジウムの後には、小さなレセプションが催されました。
当シンポジウムは、駐日チェコ共和国大使館、チェコセンター東京と立教大学の共催で行なわれました。
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